国連職員競争試験とは

国連職員競争試験とは、国連事務局が正規職員を選抜するために行なう試験のことをいう。

国連職員競争試験には、P1・P2・P3の3つのレベルの試験があり、主に行なわれているのはP1とP2である。主な条件は32歳以下で、学士号以上の学位と英語またはフランス語で業務が行なえることだ。日本では国連事務局が外務省と協力して職員採用試験を実施している。国連競争試験ウェブサイトに英文で募集要項が掲載されている。筆記試験に加え、面接・プレゼンテーションで採用試験が行なわれる。日本人の国連職員は他国に比べ相対的に少ないため、国連も積極的に日本人を登用しようとしている。日本人の採用については、外務省国際機関人事センターが窓口になっている。